「地球の皆さん。放射能除去装置を取りにイスカンダルまで来るのです。波動エンジンの設計図を一緒に入れておきます」
「エンジンの設計図のようですな。右パーツと左パーツを合わせて接着……」
「私はイスカンダルのスターシャ。地球のみなさん、失礼しました。それは波動エンジンのプラモデルの設計図です」
「ホッ。どうもおかしいと思いました」
「別便でランナーを送りますので、どうぞ組み立ててください。ワープはできませんが、電飾可能です」
「おいこら。ランナー送る力があるなら、放射能除去装置の現物を送ってこんかい」
「ランナーから見事に完成品を作り上げることができるか。それがあなた方に課せられた試練なのです」
オマケ §
「二郎、何を作ってるんだ?」
「波動エンジンだよ。地球防衛軍が投げ出したから僕が作ってるんだ」